研究課題/領域番号 |
09672116
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児・社会系歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
大塚 純正 昭和大学, 歯学部, 助教授 (80129816)
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研究分担者 |
平川 崇 昭和大学, 歯学部, 助手 (20266175)
佐藤 兼重 昭和大学, 医学部, 助教授 (50138442)
鈴木 規子 昭和大学, 歯学部, 助教授 (10112731)
大隅 昇 文部省統計数理研究所, 教授 (80000206)
大隈 昇 昭和大学, 歯学部, 教授
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1999年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 口唇・口蓋裂 / チーム医療 / 矯正歯科治療 / 意識調査 / 歯槽部骨移植 / 唇裂口蓋裂 / 骨移植 / 歯科矯正 / 口腔内レントゲン写真 / インプラント / 骨牙移植 / 矯正治療 / 口唇裂口蓋裂 |
研究概要 |
【目的】 口唇・口蓋裂のhabilitationは、各医療専門分野の協同による総合一貫治療が定着している。本研究の目的は、口唇・口蓋裂患者の歯科矯正治療に携わる矯正歯科医(日本国内の各医療機関所属者や個人開業医)を対象に、現時点における歯科矯正治療に関する考え方や実態を知るための意識調査を行うことにある。また、本調査を通じて、病医院における治療や診療体系(システム)に関連する諸問題を具体的に把握し、検討すべき課題などを要約整理して、将来に向けたよりよい歯科矯正治療のあり方への指針の一つとなる基礎資料を提供するものである。 【調査の方法と概要】 調査開始に先だって、関係者による『口唇・口蓋裂歯科矯正調査に関する研究会』を設立した。次に、調査対象枠として「更生・育成医療機関名簿(歯科矯正治療に関する医療)」(1998年度版)に掲載の、主として矯正歯科治療に携わる歯科医師を選んだ。調査項目として、歯科矯正治療、チーム医療の中での対象者の治療における役割等を含む約40問、8ページからなる調査票を作成した。設問は、選択肢型設問を基本とし、意見聴取が難しいと思われる設問については、さらに自由記述方式の設問を用意した。調査は、郵送による自記式回答方式としたが、調査の整合性や一貫性を確保するため、実査は経験のある調査会社に委託とした。 調査は、平成11年3月初旬から約1か月実施した。発送総数(計画標本数)は762サンプル、有効回収数は360サンプル(回収率47.2%)であった。なお、調査開始後の初めの一週間で、360サンプル中の約37%が、また後半一週間で約27%、残りの約47%は督促後の回収となり、督促の効果が見られた。 回答者は、個人病院が全体の約80%を占め、総合診療体制のあるものは14.4%で、矯正のみが約50%であった。また、チーム医療の満足度については、現状に満足したものと、問題があるものではほぼ同程度であった。 (*)本研究の実施にあたり、文部科学省統計数理研究所の支援を受け、大隅教授と共同で行った。
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