研究課題/領域番号 |
09672338
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学・医療系薬学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
粕谷 泰次 東京薬科大学, 薬学部, 教授 (90096686)
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研究分担者 |
柴崎 浩美 東京薬科大学, 薬学部, 助手 (20206121)
古田 隆 東京薬科大学, 薬学部, 助教授 (70120152)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | コルチゾール / コルチゾン / 安定同位体トレーサー法 / 11β-HSD酵素活性 / 尿中cortisone / cortisol濃度比 / 高血圧症 / GC-MS-SIM / 体内動態 / 重水素標識コルチゾール / 重水素標識コルチゾン / GC-MS分析 / 速度論的解析 / 尿中代謝物 / ヒトin vivo酵素活性 / GC-MS 分析 / ヒト in vivo 酵素活性 / 高血圧 / 重水素標識体 / GC-MS / IIβ-HSD |
研究概要 |
安定同位体トレーサー法は、副腎皮質ホルモンであるcortisolおよびcortisoneの体内動態研究において有用な手段を提供する。ホルモンのような生体成分の場合、その安定同位体標識体を生物学的内部標準物質として投与すれば、生体試料中の標識体(外因性)および非標識体(内因性)をGC-MS-SIM法により、その質量数の差から区別して測定することができ、両者の挙動をそれぞれ独立した形で把握できる。また、GC-MS-SIM法は、感度、精度および特異性に優れた分析法であるため、少量の投与で正確な体内動態の解明が可能となる。 本研究は、cortisolとcortisoneの相互変換に関する酵素活性評価法の開発を高血圧の発症機構との関連から検討したものであり、安定同位体トレーサー法の利点を活用し、ヒトに安定同位体で標識されたcortisolを投与することにより、cortisolの体内動態とcortisol-cortisoneの相互変換に関し有用な情報を提供している。また、非抱合型の内因性cortisone/cortisolの尿中濃度比は、生体内でのcortisol分泌の影響をあまり受けず、in vivoにおける腎の11βーHSD2活性評価の適切な指標となりうることを明らかにすることができた。本研究で用いた安定同位体トレーサー法は、cortisolの代謝および分泌機構、さらにはcortisol-cortisoneの相互変換を解明するのに有用な手段を提供するものであり、臨床上の応用性も高い。
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