研究課題/領域番号 |
09672414
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
看護学
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研究機関 | 長野県看護大学 |
研究代表者 |
内田 雅代 長野県看護大学, 看護学部・看護学科, 教授 (70125938)
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研究分担者 |
栗林 浩子 長野県看護大学, 看護学部・看護学科, 助手
篠原 玲子 長野県看護大学, 看護学部・看護学科, 助手 (00291576)
竹内 幸江 長野県看護大学, 看護学部・看護学科, 助教授 (00311902)
寺島 憲治 長野県看護大学, 看護学部・看護学科, 助手 (20315849)
松岡 真里 千葉大学, 看護学部, 助手
佐藤 奈保 長野県看護大学, 看護学部, 助手 (10291577)
松岡 真理 千葉大学, 看護学部, 助手
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 小児骨髄移植 / 看護情報 / ネットワーク / 情報交換 / 情報リスト / 看護婦の認識 / 情報の必要性 / リストの活用 / 施設間の情報交換 / 小児の骨髄移植 / 看護情報リスト / 看護婦のニーズ / 他施設との情報交換 |
研究概要 |
本研究の目的は、小児の骨髄移植の看護のネットワーク化の試みとしてモデルを作成、その効果を検証することである。 本研究では、第1段階として、骨髄移植に携わる看護婦が必要とする情報および施設間の情報交換のニーズを明らかにするために、57病院、68病棟、1086名の看護婦を対象に基礎知識を行った。その結果、多くの看護婦がさまざまなケアに関する情報を必要と認識しており、その必要性は、看護婦が現実に直面している問題に深く関係し、看護婦の経験や年齢による違いもみられた。また、ネットワークの必要性に関する看護婦の認識も高く、同じような病棟の情報を求める声も聞かれた。 本研究の第2段階として、基礎調査に協力してくれた病棟を対象に、施設間の情報交換に活用するための「小児骨髄移植看護情報リスト」への参加を呼びかけ、ネットワーク化を試みた。賛同を得た42病棟のデータをまとめ、各施設「リスト」を郵送し、運用を依頼した。10か月後、リスト活用の評価を目的として、病棟婦長を対象にリストの使用状況や運用上の問題に関する調査を実施した結果、このリストを他施設との情報交換に活用したものはなかったものの、リスト参加施設拡大への賛同、リスト活用への意欲、インターネットの活用、研究会・懇談会の要望等が認められた。 他施設と情報交換を行うためには、さらなる情報交換のシステムの整備や研究が必要であり、今後活発に情報交換ができるようなネットワークの構築をめざし、骨髄移植をうける患児や家族への看護ケアの充実のために、助力していきたい。
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