研究課題/領域番号 |
09672420
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
看護学
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研究機関 | 兵庫県立看護大学 |
研究代表者 |
上泉 和子 兵庫県立看護大学, 看護学部, 助教授 (10254468)
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研究分担者 |
平井 さよ子 横浜市立大学, 看護短期大学, 講師 (70290046)
佐藤 紀子 東京女子医科大学, 看護短期大学, 助教授 (80269430)
金井ーPAK 雅子 (金井 Pak 雅子 / 金井 雅子 / PAK 雅子) 国際医療福祉大学, 保健学部, 助教授 (50204532)
岩井 郁子 聖路加看護大学, 教授 (30095947)
荒井 蝶子 国際医療福祉大学, 保健学部, 教授 (40085337)
勝原 裕美子 兵庫県立看護大学, 看護学部, 助手 (60264842)
豊増 佳子 聖路加看護大学, 助手 (60276657)
UNDERWOOD Pa 兵庫県立看護大学, 看護学部, 教授 (10264839)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1998年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1997年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 看護管現 / 看護管理教育 / 継続教育 / 大学院教育 / 看護管理 / 看護教育 / カリキュラム開発 |
研究概要 |
本研究は、看護基礎教育、大学院教育(修士課程)、継続教育とを有機的に統合した、継続的看護管理教育モデルを開発することにあった。 平成9年度は、基礎教育における看護管理教育の実態をはがき質問票および電話にて調査した。看護系大学では専任教員が2単位以上を教授しているのに対し、看護専門学校では、非常勤講師による1単位以下の教授が多いことがわかった。また、前者では、看護管理の教授内容を専門職業人に必要な知識や技術であるととらえているのに対し、後者では臨床現場に適用しやすい人材の育成を目的にしていることも明らかになった。 平成10年度は、デルファイ法を用いて、看護管理教育で教授されるべき内容を整理、洗練した。また、それぞれの教育内容が、基礎教育、大学院教育、継続教育のどの教育レベルに位置づけるられるのが適切かを明らかにした。それぞれの教育レベルで上位に選択された概念は以下のとおりである。基礎教育では「マネジメント」等の管理の基礎概念、大学院教育では「医療政策」等の革新的かつ創造的な管理者の概念、継続教育では「患者=顧客満足」等の看護サービスの概念であった。 さらに、デルファイ法で抽出された概念を基に、継続的看護管理教育モデルを作成した。中心的概念として「看護サービス」を位置づけ、看護サービスが提供される場として“組織"と“マネジメント"を置き、組織に影響を及ぼす“環境要因"と“政策"を基本概念とした。
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