研究課題/領域番号 |
09672434
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
看護学
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研究機関 | 藍野学院短期大学 |
研究代表者 |
石井 京子 藍野学院短期大学, 看護学科, 助教授 (30259494)
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研究分担者 |
上原 ます子 大阪府立看護大学, 看護学部, 教授 (10203473)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 高齢者 / 看取り / 家族 / ターミナルケア / 死の準備 / 家族の授助 / 看取り体験 / 家族の援助 |
研究概要 |
高齢者と家族の望む看取りと終末期ケアの現状を明らかにし、今後の援助の指針を導くことを目的に調査を実施した。 1. 健康障害により病院に入院する高齢者は、家族に自身の最期に関しての希望を伝えていたのは1割で、その3/4は自宅であった。 2. 健康高齢者調査では希望する死亡場所は自宅が5割、病院が2割であった。亡くなり方を家族に伝えていたのは2割であった。自身の死に関する話題は配偶者とは5割、子供とは3割、友人とは4割がしていた。健康高齢者は自身の最期に対して9割が希望を持っているが、それを家族などには余り伝えていなかった。 3. 健康高齢者が死の準備で行っているのは保険や預金に関することが4割、配偶者の生活維持が3割、身の回りの整理が2割などだった。望ましい死に方を伝える、心残りなことへの取組などは考慮中が多かった。身近な人を看取った経験は7割あり、6割が十分に看取ったと回答していた。不満は本人の意思に添えなかったこと、十分にケアができなかったことや医師や看護婦対応などであった. 4. 看護婦の看取り調査より高齢者自身が死を認識していたのが2割、2割強は分かっていなかった、5割以上は意思表示が不可能であった。看取り時のケアは身体的援助が7割と多く、精神的援助が5割、家族への援助が4割であった。 以上より、高齢者と家族が望む看取りと現状が明らかになり、それに基ずき健康高齢者への死の準備教育プログラムを実施した。今後はその評価と改善を行う予定である。
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