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江戸時代・明治初期における食生活の解明と方法論の検討

研究課題

研究課題/領域番号 09680027
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 家政学
研究機関山口大学

研究代表者

五島 淑子  山口大, 教育学部, 助教授 (60144903)

研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード食生活 / 「日向地誌」 / 「明治10年全国農産表」 / 「小梅日記」 / 「豆腐百珍」 / 江戸時代 / 明治初期 / 食料生産
研究概要

本研究の目的は、近代化以前の食生活の解明のために、食料生産の記録および個別の事例から食生活を分析することである。食料生産の記録による方法として、「日向地誌」を碁礎資料として明治初期宮崎県の食生活の解明、および全国の統計資料である「明治10年全国農産表」を用いて、地誌を利用した食生活復元の可能性と限界を明らかにする。一方個別の事例からの分析としては、江戸時代末期から明治時代にかけて記録された「小梅日記」による食生活の復元と、江戸時代料理本のひとつである.「豆腐百珍」における食の特徴を明らかにする。これらの研究を通して、各方法論の可能性と限界を検討したいと考えでいる。
本年度は、大きく2つのテーマに取り組んだ。まず第1に食料年産の記録からのアプローチとし、明治初期の宮崎県の地誌である「日向地誌」を基礎資料として食生活を明らかにするため、資料の検討、物産のデータベース化、食品名の同定、単位の換算について検討している。現在、データーベース化の作業の途中であり、食料の総生産量を算出、食料生産の地域性の検討、1人1日あたりの食料供給量と栄養素等供給量を算出、当時の食料と栄養状況を明らかにしていく予定である。また、第2に個別の事例からのアプローチとして、「小梅日記」をもとに、資料の検討、食品名のデータベース化を行った。「小梅日記」に記載された食品の頻度を明らかにし、食品の特徴および、食品の時代別・季節推移の分析を行っている。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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