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武道(剣道)の普及・継続に関わる要因の調査研究ー少年剣道を支援する大人の意識について-

研究課題

研究課題/領域番号 09680077
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 体育学
研究機関岩手大学

研究代表者

浅見 裕  岩手大学, 教育学部, 教授 (00003955)

研究分担者 木原 資裕  鳴門教育大学, 学校教育学部, 助教授 (60186301)
研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1997年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード剣道 / 指導者 / 道場 / 学校 / 意識 / 価値観 / アンケート調査 / 部活動指導者 / 道場指導者 / 剣道観 / 意識調査 / アンケート
研究概要

剣道実践者に影響の大きい指導者自身の剣道観を把握するために、平成9年度に聞き取り調査、予備調査を実施し、剣道指導の実態と剣道に対する価値観および意識を問う項目を設定し、調査用紙を完成させた。平成10年4月に全日本剣道道場連盟に加盟している道場の指導者と、全国学校剣道連盟会員である学校指導者を対象に、往復郵便方式による全国的意識調査を実施した。回収数は2,715名で46.4%の回収率であった。
先行研究の青少年などの意識調査との比較検討は不十分であったが、指導者の剣道に関する意識と価値観についての2部に分けて、道場指導者と学校指導者との意識の相違について検討した。
剣道に関する指導者の意識については、因子分析により12因子を抽出した。3つの因子で指導の場の違いが意識の相違を生じていた。「鍛錬的指導因子」と「学校での優遇期待因子」では、道場指導者群が肯定しているのに対し、学校指導者群は劣っていた。「性差配慮因子」では学校指導者群は肯定しているのに対し、道場指導者群は劣っていた。また、他の因子では段位の違いによる意識の違いも見られた。「試合勝利追求因子」「後継者期待因子」では、学校指導者の一部の段位群が肯定的なことと、「海外普及期待因子」「教え子への不満因子」「過重負担因子」「高段者志向因子」それに「指導力不足因子」においては、剣道実技レベルが低い指導者が高い群とは反対の傾向が見られた。
剣道指導者のもつ価値観については、因子分析により4因子を抽出した。指導の場の違いによる意識の相違は「健康増進因子」に見られ、学校指導者の中堅指導者層の段位群が劣っていた。他の「生活充実因子」「剣道継承因子」「栄誉獲得因子」では、高段位の指導者が肯定し、低段位の指導者が劣っていた。

報告書

(3件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 浅見 裕: "剣道指導者の剣道に関する意識ー学校指導者と道場指導者の比較ー" 武道学研究. 第32巻3号(印刷中). (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] ASAMI YUTAKA: "Aspects of What Kendo Instructors Should Be Consious of. : Comparison between "Academic Institution Kendo Instructors" and "Dojo' Kendo Instructors"" Research Journal of Budo. Vol.32 No.3 (be in press). (1999)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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