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消防隊員のトレーナビリティに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09680090
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 体育学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

水野 哲也  東京医科歯科大学, 教養部, 助教授 (30126255)

研究分担者 芝山 正治  駒沢女子大学, 人文学部, 教授 (80107250)
眞野 喜洋  東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (70014339)
研究期間 (年度) 1997 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード消防士 / 体力 / 蓄積的疲労徴候 / 医学的検査 / 訓練 / 運動 / 交替制勤務 / 健康診断 / 食生活 / トレーナビリティ / 蓄積的疲労
研究概要

我々は、比較的高い年齢においてもかなり強い筋肉労働を含む業務を要求される消防隊員の身体的なトレーナビリティを探る目的で、3年間継続的にその体力、健康度並びに蓄積的疲労徴候等を調査、検討し以下のような結果を得た。
1.医学的検査結果
スクリーニングのための医学的検査の結果、受診者のうち7.79%がトレーニング不適者と判定された。また、総コレステロール並びにトリグリセライド値における有所見率が一般の定期健康診断でみられる有所見率より高い傾向にあった。
2.対象の体力プロフィール
初回の体力測定値の一般値との比較から、その体力水準は形態的には一般値より身長がやや高く、体重も重めであり、胸囲が大きくがっちりした体格であるが、機能的には筋持久性を除いたほとんどの項目でほぼ一般的な水準にあった。
3.体力トレーニングの実施頻度
体力向上のためのトレーニング実施頻度は、3年間を通して平均おおよそ1回/週強の頻度であった。
4.体力の変化
3年間の継続的な体力測定結果から週1回ないし2回の定期的なトレーニングを実施することで1年後以降トレーニング効果の特異性はあるものの有意に体力の改善が認めるとともに効果は継続していた。
5.蓄積的疲労度の変化
継続的な蓄積的疲労度の調査結果から、消防隊員に対する定期的なトレーニング実施は1年後以降蓄積的な疲労は軽減されるとともに、その後のトレーニング継続によって年とともにトレーニングに対するレディネスは改善されるものと推察された。

報告書

(5件)
  • 2000 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 水野哲也: "消防職員の体力並びに蓄積的疲労兆候に関する検討-勤務形態による差異と定期的な運動実施に伴う変化-"日本体育学会 第50回大会号. 467 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 水野哲也: "消防職員の体力並びに蓄積的疲労兆候に関する検討" 日本体育学会 第49回大会号. 331 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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