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東北地方における地域伝統芸能の表現技法の伝承と再開発

研究課題

研究課題/領域番号 09680094
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 体育学
研究機関お茶の水女子大学

研究代表者

本田 郁子  お茶の水女子大学, 文教育学部, 助教授 (90165605)

研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード東北地方 / 地域伝統芸能 / 身体表現技法 / 伝統の再開発 / 復活 / 創造 / 継続 / 地域社会 / 感性情報 / 表現戦略 / 舞踊表現 / 現代化 / 国際化 / 舞踊学
研究概要

本研究は、東北地方の地域伝統芸能を対象に、現代化・国際化にむけた地域伝統芸能の方向性を検討することを目的とし、昨年度にひきつづき8月〜11月に仙台駅で開催された「みちのくエキコン(第21〜26回)」を事例に、芸能再開発のための表現戦略・演出・構成上の方向性と、身体表現技法開発・強化のための具体的方策について検討した。その結果、以下のあらたな知見が得られた。
1 「復活」と「創造」:ふたつの異なる開発ベクトルの重要性
現存する芸能だけでなく、途絶している芸能や演目の中にも、現代に通用するすぐれた表現の存在が明らかとなった(秋田県「切石ささら踊り」等)。現代化・国際化にむけた芸能の再開発のためには、伝統の掘り起こしと、あらたな創造との、異なるふたつの視点をもちつつ実施することの重要性が示唆された。
2 継続的再開発事業の有効性
地域伝統芸能の再開発には、単発的事業にとどまらない、継続的取組が有効である。まったく新しい地域芸能を創作する場合(福島県「会津ルネッサンス獅子」等)には、調査→伝授→創作というプロセスが不可欠であり、最低3年間の継続が必要である。
3 地域社会からの支援と認知の必要性
再開発された芸能が、地域芸能として定着・発展していくためには、地域社会からの支援と認知が不可欠であることが明らかになった。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 本田郁子: "バリ島の文化主導型発展戦略をモデルとした日本の地域伝統芸能再開発の可能性"体育の科学. 49-7. 537-543 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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