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震災復興と体育・スポーツ

研究課題

研究課題/領域番号 09680104
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 体育学
研究機関神戸大学

研究代表者

岸本 肇  神戸大学, 発達科学部, 教授 (80030592)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード震災 / 体育 / スポーツ / スポーツ愛好者 / スポーツ実践
研究概要

1. スポーツ愛好者の“震災復興"
(1) 被災地におけるスポーツ再開時期:神戸、阪神間、明石のスポーツの継続的実施者281人に対する調査によると、総じて再開率が80%を超えたのは震災6ケ月後の1995年8月である。再開時期は、グラウンド、コートでやる野球、サッカー、テニス等で遅くなる傾向があった。
(2) 実施ペースの回復状況:震災は施設の損壊以外に、どの種目においてもチーム・仲間の分散をもたらした。そのために震災後3年経っても、震災前の頻度でスポーツができている愛好者は、調査した地域スポーツ参加者824人中の65%であった。
2. 震災後の学校の体育と運動部
1998年11、12月に被災地の公立中学校・保健体育教師590人に対して、そのことに関する質問紙調査を実施した。判明した主な事柄は、次のごとくである。
(1) 体育の場所:35.9%の教師が、使用可能な自校のスペース、施設でしのいだ。近隣公共施設、公園、河川敷、海岸等および他校施設を利用した教師は、5〜10%であった。
(2) 体育の内容:約1/4の教師が、ボール系のミニ・ゲームを多用した。次に体操、ランニング等の体力づくり運動が多い。通常あまりやらないレクリエーション・ゲーム、鬼遊び等も導入されている。
(3) 運動部の場所の工夫と被害:体育の授業と異なり、他校との交流が多い特徴がある。1998年12月(震災後3年10ケ月)まで、練習場所の縮小、関連施設の復旧不十分が固定されている学校がごく一部にある。

報告書

(3件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 岸本 肇: "震災後のスポーツ再開状況に関する研究" 人間科学研究. 5・1. 1-8 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 岸本 肇: "震災復興とスポーツ振興の課題" 社会教育. 502. 30-34 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hajime Kishimoto: "A Study on the Situation of Sport Practice after the Earthquake Damage" Human Sciences Research. 5-1. 1-8 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Hajime Kishimoto: "Teh Recovery from the Earthquake Damage and Sport Practice" Social Education. 502. 30-34 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 岸本肇: "震災後のスポーツ再開状況に関する研究" 人間科学研究. 5-1. 1-8 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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