研究課題/領域番号 |
09680115
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
長岡 良治 鹿児島大学, 教育学部, 教授 (30117527)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 低カリウムラット / 糖尿病ラット / 持久性トレーニング / 電気刺激 / Na-Kポンプ / 乳酸閾値 / EDL / SOL / ラット / 骨格筋 / 低カリウム血症 / 持久力トレーニング / 寿命 |
研究概要 |
本報告では、a.低K血症ラットおよび糖尿病ラットの下肢骨格筋のNa-Kポンプに及ぼす持久性トレーニングの効果、b.疲労筋および低K血症筋における誘発筋電図の周波数応答について調べた。ラットの持久性トレーニングは、3回/週、30分/回、6週間のトレッドミル走で行なった。低K血症-Trainingラットの血漿K^+濃度は低K血症ラットのそれより有意に高く維持された。走運動に重要な心筋、横隔膜、EDLおよびSOLの筋内K^+濃度も低K血症-Trainingラットの方が高く維持された。 トレーニングしたラットとしないラットの坐骨神経を電気刺激し、EDLおよびSOLの筋内のK^+濃度を減少させた。その減少の程度は正常ラットでも糖尿病ラットでもトレーニング筋の方が非トレーニング筋より小さかった。これらの結果は、トレーニングによって賦活したNa-Kポンプが筋内へのK^+貯蔵を増加させ、低K血症ラットの血漿K^+の体外への排出を防ぐことを示唆している。 ラットの坐骨神経を0.5Hzから200Hzで刺激し、EDLおよびSOLの誘発筋電図を記録し、周波数応答について調べた。正常ラットSOLとEDLの周波数応答の変異点(刺激に反応できなくて活動電位の減衰が起きる周波数)はそれぞれ15Hzおよび85Hzであった。低カリウム血症ラットのそれはそれぞれ5Hzおよび15Hzに減少し、周波数応答が、神経一筋の病態評価の指標となる可能性を示唆した。
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