研究課題/領域番号 |
09680230
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 大分県立芸術文化短期大学 |
研究代表者 |
三宅 正太郎 大分県立芸術文化短期大学, コミュニケーション学科, 教授 (50107017)
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研究分担者 |
村井 護晏 大分大学, 教育福祉科学部, 教授 (70040730)
凍田 和美 大分県立芸術文化短期大学, コミュニケーション学科, 教授 (90107839)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | テレビ会議システム / 遠隔教育 / 生理反応 / 学習支援 / メディアリテラシー / 学習環境 / インターフェース / 携帯電話 / 理科教育 / 美術教育 / 音楽教育 / 合唱指導 / 遠隔指導 / マルチメディア / 生理反応分析 / 学習支援システム / 教師教育 |
研究概要 |
本研究は双方向通信を通して行われる学習・指導活動での学習者と指導者の発言及び行動と、皮膚抵抗反応等との関連を検討し、遠隔学習指導における指導方法の検討と、学習者と指導者との交信を自動的に記録保存し、個々の学習者の内面の変容課程を客観化し、教師教育などで活用するシステムの構築である。 1.遠隔学習システムのあり方について実践者や学習者からの生の意見を聞き、遠隔教育システムを活用する上での問題点、指導上の紺難点を整理した。結果、授業者はインターネットを介した画質にとまどいながら、外部との交流について好意的に捉えている。一方テレビ会議システムを経験している教師から見るとインターネットを介した画質の悪さに教育活用の問題点を明らかにした。 2.学習者から見ると、インターネット会議しか経験していない子どもはそれで満足している様子がうかがえた。一方テレビ会議を経験している子どもは映像画質がテレビと同じく鮮明な映像環境から理解が進むことを示唆している。 3.大分大学の生理反応測定装置により、遠隔学習中の皮膚抵抗反応等の生理反応測定して、指導における皮膚抵抗反応や脳波について関係を分析した。ビデオやコンピュータシステムに保管されている会話記録と生理反応との関係について分析研究した。 4.遠隔教育を効果的に行う上で必要なことは学習者からのフィードバック情報を交換することである。そのため、携帯端末を活用するシステムを構築し検討を行った。
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