研究課題/領域番号 |
09680235
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 国立特殊教育総合研究所 |
研究代表者 |
小孫 康平 (子孫 康平) 国立特殊教育総合研究所, 教育工学研究部, 主任研究官 (60260022)
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研究分担者 |
山岸 正明 鳥取大学, 教育地域科学部, 教授 (20031924)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 特殊教育 / テクノストレス / タイプA / コンピュータ / テクノ依存 / テクノ不安 / カリキュラム開発 |
研究概要 |
コンピュータの普及に伴い、学校におけるコンピュータ利用が急速に進みつつある。その反面、コンピュータ教育が盛んになるにつれて、教員がコンピュータを利用する際の心理面に関しても多くの問題点が出てくる可能性がある。 そこで、本研究では、「テクノ依存症的傾向」および「テクノ不安症的傾向」の実態を把握し、テクノストレスと心理特性(タイプA行動パターン)や疲労感、コンピュータの利用状時間などとの関連性を分析することを目的とした。又、近年、ディスプレイ上で文書を読むことが多くなり、利用する色の組み合わせによっては眼の疲労を招く危険がある。そこで、コンピュータディスプレイ上の文字色を疲労感についても検討を進めることを目的とした。その結果、以下の知見を得た。 1.タイプA群の方がタイプB群よりも、テクノ依存症的傾向、テクノ不安症的傾向、疲労感、ストレスが高かった。 2.重回帰分析の結果、タイプAに影響する変数は、「高いコンピュータへの適応感覚」、「動作・反応の速さ」、「コンピュータ作業環境から日常環境への切替困難度」、「職場での利用時間」が関与していることが示唆された。 3.視認性が低い場合は瞬目率が減少し、眼の疲労につながる可能性を示唆した。
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