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理科教育における地域性を生かした地震防災教育の実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09680237
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教科教育
研究機関北海道教育大学

研究代表者

田中 實  北海道教育大学, 教育学部・札幌校, 助教授 (70227180)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード防災教育 / 地震災害 / 災害予測 / 自然災害 / 理科教育 / 地域教材 / 地史 / 総合学習 / 地震防災教育 / 液状化ハザードマップ
研究概要

近年,マグニチュード7.2以上の大地震が続発し,この5年間で死者6,600人,負傷者44,000人を超している。地震災害から身を守り,被害を減少させる防災教育は緊要な課題である。
本研究では,理科教育における地震防災教育の課題を明かにするために,地震防災教育の授業プランを作成し,内陸部の帯広市と沿岸部の室蘭市の中学校において,プランに基づく授業を実施した。
その結果,理科教育における地震防災教育に関して,つぎのような成果と課題が明かになった。
1.理科教育における地震防災教育のねらいは,地震災害予測能力に至る知識と考え方の形成。
2.地震災害予測の学習には,「地震」と「地域の地史」の2本によって構成される。
3.地震災害は,震動,地盤変動,津波を原因とし,その発生は特定の地形・地質に相応する。
4.地形の外観や地質を地史的観点から理解(自然の歴史的認識)することにより,特定の地形・地質に相応する地震災害の発生やその危険度を予測することができる。
5.今後の課題は,各地の地史を組み立て,地域に応じた授業プランの作成,それに基づく実践・検証,さらには地震災害における学習の柱を他の自然災害へと転化・発展させ,研究対象の拡大を図ることである。

報告書

(3件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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