研究課題/領域番号 |
09680389
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 図書館情報大学 |
研究代表者 |
石塚 英弘 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (50011755)
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研究分担者 |
宇陀 則彦 図書館情報大学, 総合情報処理センター, 講師 (50261813)
長谷部 紀元 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (00013748)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | Z39、50 / 情報検索システム / Japan MARC / 情報資源 / 情報検索プロトコル / 日本語書誌データ / Z39.50 / インターネット / Japan-MARC / 検索プロトコル / 情報検索 / 文献情報 |
研究概要 |
本研究は情報検索用標準プロトコルZ39.50に基づく日本語書誌データ検索システムを構築した。Z39.50は検索の際のクライアントとサーバ間で通信されるデータ構造やデータ処理方式について取り決めたANSIおよびIS0の規格である。Z39.50に基づいて検索システムを構築することにより、検索システム間の相互接続が可能になり、情報資源を共有できる。本システムはクライアントとサーバから構成される。クライアントは検索語の日本語入力および表示が可能で、世界中のZ39.50サーバに接続できる。サーバはコントロールモジュール、プロトコルエンジン、検索エンジン、データベースから構成され、データベースはさらにインデックス部とJapan/MARCレコードから構成される。Z39.50のクライアントとサーバはAPDU(Application Protocol Data Unit)と呼ばれる情報フレームを用いて通信する。本システムは日本語書誌データJapan/MARCの検索を可能にするため、検索エンジンおよびデータベースで日本語処理を行うとともに、クライアントでの日本語入力が行えるようにした。Japan/MARCデータは1983年から1998年5月までの配布分1,019,696レコードを使用した。Japan/MARCレコードをプレインテキストとして1レコード1ファイルに変換し、タグフィールドごとに索引づけを行った。索引語は日本語解析ツール「茶筅」を用い、索引づけは「Namazu」を用いた。本研究によって日本語データを含む情報資源の共有が可能になった。
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