研究課題/領域番号 |
09680414
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学
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研究機関 | 政策研究大学院大学 |
研究代表者 |
大山 達雄 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (30134323)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 施設配置 / 公共政策 / 数理計画モデル / 資源配分 / 最短経路 / 数理モデル / 数理計画法 / 最短経路問題 |
研究概要 |
数理モデル分析手法の公共政策部門全般への適用例のサーベイを行った。これらの成果は翻訳「公共政策ORハンドブック」として平成10年4月に刊行した。なお本書には、数理計画法に基づく配分モデルに限らず、より広範に施設の最適配置個所決定の際の評価関数として効用関数を用いるもの、相反する評価目的基準を有する主体間の妥協点を探るためのモデルの定式化等についても記述されており、それらについてのサーベイも行った。 一般的な数理計画モデルの定式化等についても、「数理計画モデル分析と基礎的定式化技法」としてオペレーションズリサーチ誌(1998年4月号)にまとめた。本稿は数理計画モデルを使用する際の定式化技法あるいは分析手法について基本的な要件をまとめたものである。さらに数理計画モデル分析全般の課題と将来展望についても記述がなされている。また最も一般的かつ基本的な最適化問題である最短経路問題について、「最短経路問題とその周辺」としてオペレーションズリサーチ誌(1997年12月号)にまとめた。首都圏における交通路線選択問題についても実データをもとに例題が示されている。本問題の実用的価値と理論的興味という両観点からの分析が示されている。 配置配分問題に対する数理計画モデルの定式化を提起し、理論と方法論の開発を試みた。これまでの伝統的解法の一般化によって資源のより公平かつ公正な配分方法が得られ、実証が試みられている。
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