研究課題/領域番号 |
09680423
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
村澤 忠司 三重大学, 教育学部, 教授 (10046485)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1997年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 情報行動 / まちづくり・村おこし / 地域社会システム / 情報化 / 中山間地域 / 地域連携 / 住民の情報行動 / 農村地域 |
研究概要 |
平成9年〜10年において、三重県の中山間地域の市町村の社会システムや地域住民の生活意識、地域の活性化を中心に調査分析と考察をしている。三重県は中小都市と大半を占める中山間地域の市町村から成っており、色々な条件的にも国内によく見られる県である。 この研究では、大別して、1つは地域住民の情報化に対する意識と行政の施策としの情報政策(1つの例として高齢者福祉への情報化)と住民の身近な情報行動・意識の研究、他は、町づくりに対する住民の取り組みについてまとめている。その一部の調査と分析として 1) 地域の住民の情報に対する意識・情報行動 2) 高齢者側から見た福祉情報化について 3) 情報化社会における若者のコミュニケーション さらに、 4) 地域住民の町づくりへの関心(農山村地域でのシンポジューム、平成11年2月13日) 5) 中山間地域の活性化について 等を取り上げている。この研究の調査でもわかるように、中山間地域ではマスコミュニケーションでよく言われるほどに情報化が、社会のシステムとしても、住民の意識の上でもそれほど進んでいなし、また、その活用は地域性が大きく影響している。社会システムとしての情報基盤の早急の整備の充実がまたれる。さらに、高齢化、少子化が進む中山間地域では、教育、生活、産業、福祉等の面において、情報化政策が、今後、どの市町村においても社会システムを支える上で重要な施策であると言える。 結果発表:"中山間地域の活性化における地域活動と住民参加について"「三重県下市町付の地域づくりの方策の研究」(三重県高等教育機関連絡会議、1998.3.頁30〜41.) :"地域の活性化と広域連携":「中山間地域のまちづくりの方向と可能性」(三重県高等教育機関連絡会議、1999.2.頁69〜84.)
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