研究課題/領域番号 |
09680495
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
長山 好夫 核融合科学研究所, 助教授 (10126138)
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研究分担者 |
田中 謙治 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 助手 (50260047)
森下 一男 核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 教授 (60109353)
松浦 裕之 テラテック, 第一研究部, 室長
三浦 明 テラテック, 第一研究部, 室長
間瀬 淳 筑波大学, 物理工学系, 助教授 (00023325)
江尻 晶 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (30249966)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1997年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | ショットキーバリヤダイオード / ECE / マイクロ波 / 画像計測 / トモグラフィー / ボータイアンテナ / プラズマ / MMIC / 検出器アレイ / ボウタイアンテナ / GaAs / IFアンプ / 広帯域 |
研究概要 |
核融合炉心プラズマ研究の物理的課題は、電磁流体力学的(MHD)不安定性と拡散の機構解明である。電子サイクロトロン放射(ECE)は強度が電子温度に、周波数が磁場に比例することから、局所的電子温度の連続測定が可能であるので、これらの研究の有効な武器となりうる。特に高温高密度の核融合プラズマでは圧力駆動型MHD不安定性が重要となるが、これはバルーニングモードで典型的に示されるようにしばしば局在化する。カメラのような平面的ECE画像計測あるいは周波数分解をした深さ方向のECE断面像計測が可能になれば、このような局在的MHD不安定性の研究に大変役にたつ。そのためにはTVカメラのような平面的ECE検出器が必要となる。そこで本研究では単一ECE検出器の出力をスペクトル分解するラジオメータを開発し、LHDプラズマ測定に応用した。次に、もっとも困難な平面的ECE検出器の基礎研究に取り組んだ。結局、LSI製造技術を応用してGaAsウェハー上にボータイアンテナ、ショットキーバリヤダイオード、MMICを組み込んだマイクロ波用平面型ヘテロダインミキサを開発した。これを用いてバックライト方式参照波とECEをヘテロダイン混合し、中間周波数を1GHzごとにフィルタで周波数分解して検波した。これをCHSトーラスプラズマ装置に取り付け実験をしたところ、ECE信号の検出に成功した。
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