研究課題/領域番号 |
09680588
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小堤 保則 京都大学, 薬学研究科, 助教授 (70205425)
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研究分担者 |
川嵜 敏祐 京都大学, 薬学研究科, 教授 (50025706)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | アポトーシス / 免疫抑制剤 / 糖脂質 / スフィンゴ脂質 / キナーゼ / シグナル伝達 / ISP-1 / 酵母 / スフィンゴシン / CPP32 / Bcl-2 |
研究概要 |
アポトーシス誘導型免疫抑制剤ISP-1はスフィンゴ脂質合成の初発の酵素であるセリンパルミトイルトランスフェラーゼを効果的に阻害し、細胞内のスフインゴ脂質を減少させることにより細胞障害性T細胞株のアポトーシス誘導を引き起こしている。また、予備的な実験から、アポトーシス誘導型免疫抑制物質ISP-1の酵母に対する致死作用を回避する機構に糖脂質が関与している可能性が示唆されている。そこで、本研究は、この細胞死抑制機構の解析を以下の点から進めた。 (1) 酵母の糖脂質を単離し、酵母に加え、ISP-1による細胞死誘導活性を阻害するかどうかを確かめることにより、活性を有する糖脂質の同定を行う。 (2) ISP-1耐性遺伝子をクローニングすることにより細胞死抑制シグナルに関与する遺伝子を明らかにする。 (3) 酵母で得られた細胞死抑制シグナルに関与する遺伝子の哺乳動物でのホモログを単離することにより哺乳動物における細胞死抑制シグナルの解析を行う。 (4) 細胞内のスフィンゴ脂質の増減によるアポトーシスの誘導機構を解明するために、既存のアポトーシスに関与していることが知られているICE-like protease、Bcl-2、Bcl-xなどの影響を調べる。 以上の研究を通じて、アポトーシス誘導型免疫抑制剤ISP-1の哺乳動物に対する作用機構および、より強力な免疫抑制剤の開発を展望しようとしたものである。
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