研究課題/領域番号 |
09680683
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 理化学研究所 |
研究代表者 |
松井 南 理化学研究所, 植物変異探索研究チーム, チームリーダー(研究職) (80190396)
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研究分担者 |
山本 義治 理化学研究所, ゲノム科学総合研究センター・植物変異探索研究チーム, 研究員 (50301784)
TSUGE Tomohiko FRONTIER RESEARCH PROGRAM, RIKEN RESEARCHER (50291076)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | Gタンパク質 / ARABIDOPSIS / RICE / DAIKOKU / PHYTOCHROME / GDI / Daikoku / Phytochrome / 光シグナル / 青色光 / シロイヌズナ / シロイヌナズナ / GTP結合タンパク質 / 光シグナル伝達経路 / GDP Dissociation Inhibitor |
研究概要 |
光シグナルとG-タンパク質を活性を制御する因子の解析で、平成9年度、10年度は、Arabidopsisのsmall GTP結合タンパク質ARA2に結合するタンパク質GDI(GTP-dessociation inhibitor)と構造的に類似のタンパク質をコードする遺伝子を理化学研究所上田貴志博士と共同で単離し、GDI2と命名した。GDI2もGDIと同様にARA2に特異的に結合して、GTPase活性を制御することを示した。平成11年、12年は、光シグナル伝達経路との関連で研究を進めた。当初、Arabidopsisを研究材料として用いたが、その後、福井県立大の岩崎行玄博士と、農水省生物資源研究所の稲垣言要博士との共同で、イネGα-遺伝子欠損株Daikoku Dwarfを用いた各単波長条件における、光誘導性遺伝子発現を調べた。Daikoku Dwarfは、種々の系統のイネから単離され、短い草丈と、褐色の種皮を持っていることが特徴としてあげられる。この表現形質は、シロイヌナズナの光形態形成変異株のfusca変異株と類似性がある。我々は、Daikoku Dwarfと光形態形成変異との関連についてこの変異株内での光誘導性遺伝子発現について調べた。 その結果1)Daikoku Dwarfでは、LHCB遺伝子の発現は、連続赤色光条件下で、Isogenicな野生株と比較して減少する。2)短時間の赤色光照射によるLHCB遺伝子の発現誘導は野生株に比較して減少傾向があった。3)DK22とそのIsogenicな野生株のNipponbareを比較したところNipponbareでは、CP26遺伝子の発現が赤色光/遠赤色光の誘導可逆性が観察されたのに対して、Daikoku DwarfのDK22では、調べた条件下で、赤色光/遠赤色光による可逆性が観察されなかった。以上の研究からGα遺伝子は、Phytochomeからの光シグナルに関与しており、光誘導性遺伝子発現に関わっていることが示唆された。
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