研究課題/領域番号 |
09680684
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
渡邊 利雄 (渡邉 利雄) 東北大学, 加齢医学研究所, 助教授 (60201208)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1997年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 筋分化 / 細胞骨格 / ストレス・ファイバー / PEBP2β / 急性骨髄性白血病 / キメラ遺伝子 / 免疫組織化学 / 転写因子 |
研究概要 |
PEBP2β遺伝子は、ペテロ2量体として機能するPEBP2転写因子の、DNA非結合性サブユニットをコードする。第16番染色体逆位を伴うヒト急性骨髄性白血病では、PEBP2β遺伝子と平滑筋ミオシン重鎖(SMMHC)遺伝子が融合し、活性化オンコジンであるPEBP2β-SMMHCキメラ遺伝子が生成される。本研究では、転写因子サブユニットとしての機能とは異なる、細胞質に局在するPEBP2β蛋白及びPEBP2β-SMMHCキメラ蛋白の新しい機能につき解析し、以下の結果を得た。 1. PEBP2β蛋白は、筋細胞の分化段階に伴って特徴的に変動する。 2. PEBP2β蛋白は、組織培養細胞において主に細胞質に局在し、かつ細胞骨格にアフィニティーを有する。 3. PEBP2β-SMMHCキメラ蛋白はストレス・ファイバー構築を崩壊させ、細胞形態の変化を引き起こす。
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