研究課題/領域番号 |
09680731
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
山上 健次郎 上智大, 理工学部, 教授 (50011474)
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研究分担者 |
井内 一郎 上智大学, 理工学部, 教授 (10011694)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | メダカ / 卵膜(コリオン) / コリオゲニン / 前駆体タンパク質 / 分子修飾 / 分子集合 / 卵膜形成 / 卵形成 |
研究概要 |
本研究課題の下で、平成9年度に行う予定の研究は(A)メダカ卵膜サブユニット、ZI-1,2およびZI-3、とそれぞれの前駆体タンパク質、コリオゲニン-H(ChgH)およびコリオゲニン-L(ChgL)、との分子構造を比較し、後者が分子集合を起して卵膜内層を形成する機構解明の基礎を作ること、および(B)卵巣(又は濾胞)組織存在下でコリオゲニン同士の会合をin vitro系で実現させる為の予備実験を行うことであった。(A)に関しては概ね所期の目的を達した。すなわち、未受精卵膜を7MGuHclで可溶化後SDS-PAGE上で分画したサブユニットZI-1,2とZI-3を、それぞれV8プロテアーゼおよびリジルエンドプロテアーゼを用いて分解し電気泳動してペプチドマップを作製した。さらに、それぞれのサブユニット前駆体、ChgHおよびChgL、をエストロゲン処理雄メダカ腹水より精製し、サブユニット同様ペプチドマップを作製した。両マップのパターンは酷似していたが、対応するペプチドの一次構造を分析し比較すると、両前駆体に比べてそれぞれのサブユニットはc末端部分が欠如し、ZI-1,2はChgHより34アミノ酸、ZI-3はChgLより27アミノ酸短いことが明らかになった。すなわち前駆体タンパク質はc-末端を切断されてサブユニットとして分子集合する可能性があることが判明した(発表準備中)。なお、上記研究予定の(B)に関しては、これまで知られていた2種類の卵膜サブユニット以外の第3番目のサブユニットの存在が明らかとなり、その前駆体タンパク質も見出されたので、これを単離した後に行う予定である。
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