研究課題/領域番号 |
09680779
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | (財)東京都老人総合研究所 |
研究代表者 |
阿相 皓晃 (阿相 晧晃) 財団法人・東京都老人総合研究所, 室長 (30104160)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 老齢ラット脳 / ミエリン形成担当細胞 / グリア前駆細胞 / 成熟オリゴデンドロサイト / 成長因子 / ミエリン膜構成タンパク / シグナル伝達 / ミエリン形成機構 / ミエリン / オリゴデンドロサイト / イムノグロブリンスーパーファミリー / アダルトオリゴデンドロサイト / プロジェニター細胞 / アダルトプロジェニター細胞 / ミエリン形成細胞 / 反応性アストロサイト / グリア分化因子 / プロジュニター細胞 / ミエリン膜形成 / 接着分子 / プロジェニタ- / ミエリン膜 / 細胞分化 |
研究概要 |
超老齢ラット(32ヶ月齢)脳でどのような種類の細胞が初代培養系で存在しうるのか検討し結果、若齢ラット脳由来の場合と同様、04/01-陽性のプロジェニター細胞を含めグリア系細胞が数多く生存していることを明らかにした。これらの細胞は各種の成長因子(サイトカイン)やメディウムの組み合わせによってミエリン形成細胞へと分化誘導させることができるが、これらの細胞と幼若脳由来のニューロンとでミエリン膜形成初期過程をリアルタイムで可視化して調べたところオリゴデンドロサイトは軸索に接触はするものの実際にミエリン膜を巻くにいたらなかった。このときにオリゴデンドロサイトでミエリン塩基性タンパクが細胞体から膜側に移動し、接着分子として全長型のL1分子が増加すること、またニューロン側ではlgスーパーファミリーコンタクチンの発現が増加し、これらの分子がミエリン膜形成初期過程にヘテロフィリックな結合を介してミエリン形成のシグナル伝達機構に関与することが示唆された。
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