研究課題/領域番号 |
09680797
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
玉田 善堂 京都府立医科大学, 医学部, 助手 (60254364)
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研究分担者 |
飯島 典生 京都府立医科大学, 医学部, 助手 (00285248)
井端 泰彦 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (10079684)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1997年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 視交叉上核 / 光刺激 / 視床下部 / サーカディアンリズム / アストロサイト / 視神経 / サーカデイアンリズム / 生体リズム / 神経内分泌 / Immediate early gene / VIPニューロン / 一酸化窒素 |
研究概要 |
1)Immediate early gene(IEG)による検索については恒暗条件下で飼育したラットに光照射を行うと視床下部視交叉上核(SCN)においてleucin zipper型IEGであるc-fosやzinc finger型IEGであるNGFI-A遺伝子の発現がSCN腹外側部においてみられ、NGFI-A遺伝子の発現はc-fos遺伝子より広範囲に出現し一部SCNを越えて散在性に前視床下部領域にまで陽性のニューロンが現れた。またSCN腹外側部の代表的なペプチドニューロンであるVIPニューロンでの発現が二重in situ hybridization法により確かめられた。これらの成果は97年度Brain Research誌に発表された。2)光刺激後のVIP.AVPレセプターに関する実験についてはRT-PCR法によりVIP2,VIaレセプターcDNAを採取してプラズミドベクターにサブクローニングを行った。レセプターin situ hybridizationを行ってそれらの遺伝子発現を検索中で、光照射30分後に視床下部室傍核(PVN)においてVIP2レセプター遺伝子の増強がみられている。3)神経連絡についての検索については逆行性トレーサーであるコレラトキシンBサブユニットを右室傍核(PVN)に注入し、SCN内のペプチド含有神経細胞からPVNへの神経連絡を二重染色法を行って検索したところ、おもに背内側部に存するAVPニューロンからPVNへの投射がみられた。また同時に扁桃体内側核からPVNへの投射が多数認められ、しかも約その半数が一酸化窒素(NO)産生ニューロンであることが明らかになった。これらの新しい知見は97年度Brain Research誌に発表された。4)哺乳類の概日リズムのセンターである視交叉上核に存在するアストロサイトの形態学的検索をGFAPの特異抗体を用いて免疫細胞化学的に行った。これらのアストロサイトが腹側部に存在するVIPニューロンと密な形態学的相関を有することが判明した。この成果は98年度Brain Res.Bull誌に発表された。5)正中隆起部においてtanycyteの微細構造及び分布について形態学的に検索した。この結果は98年度Acta histocem.Cytochem誌に発表された。
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