研究課題/領域番号 |
09680818
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経・筋肉生理学
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
堀 雄一 獨協医科大学, 医学部, 教授 (60190229)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 脊髄後角表層 / エンケファリン / 逆転写反応 / ポリメラーゼ連鎖反応 / パッチクランプ法 / 単一細胞RT-PCR法 |
研究概要 |
1.エンケファリン(Enk)mRNA含有ニューロンの電気生理学的特徴 (1)Enk mRNA含有ニューロンの発火パターン 38例の脊髄後角表層Enk mRNA含有ニューロンのうち、20例では脱分極通電に対して、複数のスパイクを発生したが、比較的強いaccomodationを示した。10例では、一発のみスパイクを発生させた。また、8例では、accomodationが弱く、通電パルスの期間中スパイクの発生がtonicに持続した。 Enk mRNA含有ニューロンでは過分極通電に対する反応に明らかなsagが見られることは稀であった(6/35例)。一方、Enk mRNA非含有ニューロンでは、28/84例でsagが見られた。 (2)Enk mRNA含有ニューロンに見られたイオン電流 後角表層Enk mRNA含有ニューロンから膜電位固定下に記録を行い、主としてカリウム電流について検討した。(1)〜(4)のカリウム電流が同定された。 (1)Transient I_A current(Enk mRNA含有ニューロン46例中39例) (2)Inward rectifier(39例中18例) (3)Ca^<2+>-dependent potassium currents(31例中14例) (4)Delayed rectifier(全例) 2.後角表層Enk mRNA含有ニューロンに対するバリブツレートの作用 灌流投与したバリビツレー(nembutalおよびthiamylal)は過分極を誘発させ、また、脱分極通電により誘発される活動電位の発生を抑制した。 3.脊髄後角ニューロンにおけるセロトニン受容体(3型及び2c型)mRNAとmRNAのco-expression 後角表層Enk mRNA含有ニューロンのおよそ半数がセロトニン3型受容体を発現していた。また、後角深層Enk mRNA含有ニューロンのおよそ10%には2c型受容体が発現していた。
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