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操作説明のデジタルビデオプロトコル分析手法の開発と評価

研究課題

研究課題/領域番号 09710084
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育・社会系心理学
研究機関静岡大学

研究代表者

比留間 太白  静岡大学, 情報学部, 講師 (40242466)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードプロトコル分析 / ビデオプロトコル分析 / ESDA / 操作説明 / ディスコース分析
研究概要

本研究は、映像のデジタル化技術を応用した操作説明の新しい分析技術(デジタルビデオプロトコル分析手法)を開発し、さらに、分析技術を具体的な課題に適用し、その評価を行うことを目的した。
本年度の研究成果は以下の通りである。
昨年度および本年度に作成したビデオコーパスの分析および、本ツールを利用する場面の分析を通して作成したプロトタイプの評価を行った。
作成された分析ツールのプロトタイプは、映像データのクリップをボタンとして配置し、これを押すと当該のクリップが再生されるようになっているものである。分析においては、このボタンをKJ法的に利用して、カテゴリーの作成を支援することになる。
評価の結果、会話などの音声データの分析に対しては、有用な方法であることがわかった。また、データをアクセス速度がハードディスクより劣るCD-R、DVD-RAMに保存した場合も、十分分析に耐えることがわかった。ただし、いくつかの改善すべき点があることも判明した。
1: 分析の際には、正確な時刻・フレームをオンタイムで表示することが必要である。
2: 動作等を分析するためには、画像のサイズを少なくとも320×240ピクセル以上にする必要がある。
3: 相互作用の動作分析、とくにコンピュータなどの人工物を利用した相互作用の場合には、相互作用と、人工物の挙動を記録する2台以上のカメラが必要であり、2つの映像を同期させ、分析することが可能なツールが必要である。
4: クリップした画像それぞれに言語によるタグ付けを行う必要がある。
今後開発したツールを公開するとともに、マルチプラットホームに対応させる予定である。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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