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アメリカの「教えることを学ぶ」教師教育プログラムの内容と方法に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09710185
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関京都教育大学

研究代表者

徳岡 慶一  京都教育大学, 教育学部, 助教授 (60207545)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード教師教育 / 教師教育プログラム / 教師教育内容論 / 教師教育方法論 / 教えることを学ぶ / アメリカ / 教育教育方法論
研究概要

現在教師教育には、質の高い実践的指導力を育成することが求められている。今必要なのは、知識・技術と問題解決的思考との有機的統合の育成を目指す教師教育プログラムを開発することである。
アメリカの教師教育で近年注目されている「教えることを学ぶ」(leaming to teach)の考え方に基づいて実践されているプログラムは、この課題に対して有効な示唆を与えてくれるものである。本研究では、上記の課題を解決するために、アメリカの教師教育において「教えることを学ぶ」という観点から開発され実践されている教育教育プログラムの内容と方法に関する基礎的研究を行うことを目的とする。
上記の目的を達成するために、前年度の「教えることを学ぶ」という概念とその背景を明確にする作業に引き続いて、本年度は、収集した資料を分析して、「教えることを学ぶ」という観点から開発され実践されている教育教育プログラムの内容と方法の基本的特質を明確にする作業を行った。その結果、以下のことを明らかにした.
1 「教えることを学ぶ」に関する研究の成果を踏まえて、教職課程の学生が入学前から持っている教育や教師や授業についての誤った概念・知識を組み替えることを目的とする授業を組んでいる。
2 そのための授業方法としてケース・メソッドが活用されている。
3 教職課程の学生が「教えることを学ぶ」ことを正しく理解できる機会として、最終学年での1年間のインターン実習、教職専門開発学校での実習など、より実践場面に近い状況での実習経験を設定している。
4 「教えることを学ぶ」という概念は、学部のみならず修士課程や博士課程のカリキュラムにも見られ、いわば学部から大学院までの体系化を図っている。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 徳岡慶一: "アメリカの教師教育におけるlearning to teach" 日本教師教育学会大会発表要旨集. 8. 23 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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