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医療的ケアを必要とする重複障害児の指導場面における行動の読み取りに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09710222
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関国立特殊教育総合研究所

研究代表者

早坂 方志  特殊研 (20280571)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード医療的ケア / 重複障害児 / 行動の読み取り / 超重症児 / 指導 / 指導者
研究概要

本研究は、日常的に医療的ケアを必要とする重複障害児(超重症児)の指導場面において、「指導者が子どもの行動をどのように読み取っているのか」並びに「指導者は行動の読み取りを指導の中でどのように生かしているのか」の2点についての研究である。今年度(平成9年度)は2年計画の初年度であり、「指導者が子どもの行動をどのように読み取っているのか」について検討した。
研究方法は日常的に医療的ケアを必要としない重複障害児(以下「重複障害児」と記す)1名と超重症児1名を選定し、指導場面の観察と聞き取り調査により行った。その上で、超重症児の指導場面において、重複障害児との比較で、指導者はどのような観点から重複症害児の行動の読みとりを行っているのかについて検討した。
その結果、超重症児と重複障害児の双方とも次の5つの観点から指導者が行動を読み取っていた。視線、表情、発声、手の動き及び健康状態の観点である。特に、超重症児の場合は、重複障害児に比較して、健康状態、表情、発声の三つの観点が強調された。
また、超重症児の場合は、その三点を単に並列的に読み取るのではなく、呼吸を中心とした健康状態の読み取りが基盤となるため、子どもの健康面の状況を整えながら指導を進めることの重要性が示唆された。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 早坂方志: "重障心身障害児施設を訪問して係わりをもった事例-「指導の場」からの一考察-" 重度・重複障害児の事例研究. 21集. 27-32 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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