• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

持続可能な発展の理論と実証

研究課題

研究課題/領域番号 09730004
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 経済理論
研究機関東京外国語大学

研究代表者

大沼 あゆみ  東京外国語大学, 外国語学部, 助教授 (60203874)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード持続可能な発展 / コンスタント効用経路 / ハートウィック・ルール / グリーンNNP / 最適成長論 / 純投資
研究概要

今年度は、「持続可能な発展」の理論的基礎的研究と、その適用としてグリーンNNPの議論を中心に研究活動を行った。
●まず、持続可能性の議論の基礎である、「コンスタントな効用経路」についての以下の考察を行った。
(1) コンスタント効用経路は、パレート効率的と非効率的な場合があるが、効率性を保証する条件は何か。
(2) コンスタントな効用経路上でハートウィックのルールは、常に成立するか(すなわち、ハートウィック・ルールの逆は成立するか)。
(3) コンスタント効用経路の存在の十分条件は何か。
この研究は、“On the converse of Hartwick's rule:efficient constant utility path with zero net investment and its existence"として、「1998年度環境経済世界大会」及び「1998年度日本経済学会」で報告し、現在改訂中である。
●並行して、グリーンNNPが時間とともに非減少的することが、持続可能性指標として、以下の観点から評価されるかを示した。
(1) 各時点での実現可能なコンスタント効用水準が、最適経路上で時間とともに非減少的であることの必要条件である。
(2) 最適経路が、長期的に増加的であることの十分条件である。
この研究は、“Sustainable consumption,sustainable development,and Green Net National Product"として公刊が決定している。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Ayumi Onuma: "Sustainable consumption,sustainable developmentl,and Green NNP" Environmental Economics and Policy Studies. (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 大沼あゆみ: "グリーンNNPと持続可能な発展" 研究年報『経済学』(東北大学). 59.4. 73-83 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi