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近代のバルト海貿易に関する統計的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09730056
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 経済史
研究機関京都産業大学

研究代表者

玉木 俊明  京都産業大学, 経済学部, 講師 (10288590)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードバルト海 / 北欧 / イギリス / 北海 / デンマーク / スウェーデン / ロシア / ズンド海峡 / ハンブルク / 貿易 / 18世紀 / 近世 / 近代 / 大西洋 / フランス
研究概要

本年度の業績としては、18世紀のイギリスの対バルト海貿易を扱った「18世紀イギリスのバルト海貿易をめぐって」がある。これは18世紀イギリスの対バルト海貿易に関するこれまでの動向をまとめ、この分野のこれからの私の研究の方向についてまとめたものである。
バルト海貿易に関する最大の統計史料である「ズンド海峡通行税台帳」のデータ入力に関しては、1661-1780年の部分はほとんど終了した。より正確に表現すれば、この史料集は、バルト海地方を出入りする船舶の船籍、その船舶の出港地と到着予定港、船舶に積載されている商品が記されており、そのうち、船舶の出港地と到着予定港については、すべてのデータをパソコンに入力した。
船舶に積載されている商品については、西航船(バルト海地方から西欧に向かう船舶)、東航船(西欧からバルト海地方に向かう船舶)ともに、1771-80年のデータを除いて、データ入力が完成した状態にある。この史料について、ヨーロッパではこれまでいくつか研究があるものの、私が今回データ入力した以上に細かなデータに基づいた研究は存在していない。
今後、できるだけ早く、東航船、西航船に積載された商品のデータ入力を行い、その成果を公表したいと考えている。それは、ヨーロッパにもない、新たな知見を提供することとなるはずである。さらにできればそれを英訳して、日本のみならず、ヨーロッパの学界に対する貢献をしたいと考える次第である。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 玉木俊明: "18世紀イギリスのバルト海貿易をめぐって" 経済経営論叢. 33巻2号. 45-61 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 玉木俊明: "18世紀ハンブルクの中継貿易-フランス大西洋貿易の拡大との関係を中心に-" 関学西洋史論集. 21集. 55-66 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] Toshiaki TAMAKI: "Transit Trade of Hamburg in the 18th Century:An Integration of the Baltic and the Atlantic Economy" Balto-Scandia. Vol.8. 22-29 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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