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企業内情報教育における情報リテラシーのモデル化

研究課題

研究課題/領域番号 09730079
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 経営学
研究機関富山大学

研究代表者

柳原 佐智子  富山大学, 経済学部, 助手 (40262505)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1998年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード情報リテラシー / 情報システム / 情報教育 / 企業内教育
研究概要

企業における情報リテラシー教育は情報化に重点を置いている一部の企業以外では未だ緒に着いたばかりである,情報リテラシーを重視して教育している企業においても内容は現在の自社業務に必要なものであり,企業間では教育内容に違いがみられる.人材教育は,その性質上,他企業との共通化を図ることはこれまで困難であった.しかし,今後ますます重要になるEDI,CASL,ERPといった情報システム環境においては,単一の企業やグループ内だけではなく,取引企業を含めた他企業との連携が必要になる.例えばEDIにおいては,その主たる問題は交換するレコードの書式についての合意を形成することであり,その合意形成のためには,情報リテラシーのような非常に幅広く共通的な能力が必要となる.この現状を鑑みると,グローバルスタンダードになりうるような情報システム環境(EDI,CALS,ERPなど)の導入は,情報リテラシーの体得を巡る状況を改善するトリガーとして機能することが期待できる.そして,これらの情報システム環境の導入に際しての,情報リテラシーを含めた導入教育には,これまでのCAI構築の考え方にイントラネット環境を,加味した,統合環境および企業間共通の教育システムが必要である.しかしその教育を大学だけで施すのは難しい.そのため,今後は大学院教育でのより実践的な教育方法と,初等中等教育におけるコンピュータリテラシーに重点を置かない総合的な情報リテラシー教育がより重要な検討課題となる.

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 柳原佐智子,太田雅晴: "情報リテラシー向上の必然性と近年の情報システム環境" 経営情報学会秋期全国発表大会予稿集. 281-284 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 柳原佐智子,太田雅晴: "企業新人教育における情報リテラシー教育アプローチ" オフィス・オートメーション. 18,1-2. 28-31 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 柳原佐智子,太田雅晴: "企業社会における情報リテラシーの認識" オフィス・オートメーション. 18,4-2. 52-55 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 柳原佐智子: "企業社会における情報リテラシーの認識とその教育の実際" 富大経済論集. 43,3(印刷中). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 平田透,柳原佐智子,福井誠: "企業の情報化と大学における情報教育" 富山女子短大紀要. 33(印刷中). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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