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わが国における管理会計理論の発展過程による「原価計算基準」への影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09730103
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 会計学
研究機関早稲田大学

研究代表者

長谷川 惠一  早稲田大学, 商学部, 助教授 (60218443)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1998年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1997年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード管理会計論 / 原価計算論 / 歴史的発展
研究概要

本研究は、日本における管理会計理論の浸透・発展を跡付けるため、日本の管理会計理論の形成に関わってきた文献・資料を、発表年代順に配列するとともに、これらの文献に大きな影響を与えたアメリカ管理会計論、ドイツ原価計算論の文献を発表年代順に配列し、日本の研究業績とアメリカおよびドイツの研究業績とを比郭した年表を作成することを目標としていた。
本年度は、昨年度に収集した文献資料のほかに、追加的に文献資料を収集した。特に、古い時期の文献については、広島修道大学および神戸大学などに赴き、文献の検索・所在確認、資料収集を直接行った。すなわち、蔵書目録での検索のみではなく、現物の文献資料を閲覧し、必要な部分を複写した。しかしながら、その一方で、神戸大学において文献の検索を行ううちに、これまでに検索した文献データのほかにも、重要な文献・資料が存在していることが判明した。そのため、今後も文献資料の検索・収集・検討を継続する必要がある。
この作業と平行して、収集した関係資料のリストを作成するべく、文献資料の書誌データを整理し、データベースとして利用できるように処理しつつある。ただし、前段で述べたように、追加的な重要資料の存在が備認されたので、文献・資料の検索・収集・検討についての追加的な今後の作業の進行を見ながら、最終的なデータベースを作成することになる。なお、これらの作業を行うにあたり、研究補助者に作業の支援を依頼した。
このようにして整理した文献資料に基づき、わが国の管理会計理論の形成過程を検討する予定である。わが国の管理会計理論と、当時のアメリカ管理会計論やドイツ原価計算論の議論とを比較検討することで、日本の管理会計理論がアメリカ管理会計論およびドイツ原価計算論を摂取した過程を跡づけることが本研究の最終目的であり、ここで得られた知見は、最終的には、学術論文として発表する予定である。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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