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Lie型有限群とHecke環の表現論

研究課題

研究課題/領域番号 09740040
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 代数学
研究機関上智大学

研究代表者

五味 靖  上智大学, 理工学部, 助手 (50276515)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード表現論 / 代数群 / Hecke環 / 鏡映群 / 有限群 / 代数的組合せ論
研究概要

岩堀-Hecke環はCoxeter群の類似として生成元と基本関係によって定義される。{qs;s∈S}をそれを定義する際のパラメーターとすると,体K(√<qs>;s∈S)上において岩堀-Hecke環は分解半単純環であることが知られている(ただし,Weyl群のときK=h,H_3,H_4型のとき,K=h(√<5>),I_2(m)型のときK=h(cos(2π√<-1>/m))。)
それを一般の体に特殊化した特殊環の半単純性に関する問題は行者氏によって完全に解決された。
放物型岩堀-Hecke環とはその部分環にあたり,岩堀-Hecke環がBorel部分群に対応しているのに対し,放物型岩堀-Hecke環は放物型部分群に対応するものである。私はその放物型岩堀-Hecke環を一般の体に特殊化した特殊環の半単純性に関する問題について完全に解決し,Journal of Algebraに論文として発表した。
複素鏡映群はCoxeter群をより一般的にしたものと捕えることができる。その複素鏡映群の類似としてのHecke環も定義されている。さらにそれらの放物型Hecke環も岩堀-Hecke環の場合とほぼ同様に定義することができる。
私は現在それらの指標表や半単純性について研究中で小さな例において具体的に計算を試みているところである。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Yasushi Gomi: "Semisimplicity of Parabolic Hecke Algebras" Journal of Algebra. 203. 270-284 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] Yasushi Gomi: "Semisimplicity of Parabolic Hecke Algebras" Journal of Algebra. (to appear).

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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