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非可換モノポール方程式の3・4次元不変量への応用

研究課題

研究課題/領域番号 09740062
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 幾何学
研究機関佐賀大学

研究代表者

亀谷 幸生  佐賀大学, 理工学部, 助手 (70253581)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード非可換モノポール方程式 / ドナルドソン不変量 / ゲージ理論
研究概要

研究代表者は、非可換モノポール方程式のモジュライ空間を、ある一般型代数曲面(K^2=2、p_g=3)上のある2次元複素ベクトル束に於いて構成した(平成10年7月、慶応大学で催されたセミナー等に於いて発表)。それにより、ドナルドソン不変量とサイバーグ、ウイッテン不変量との関係をこのモジュライ空間をとおして理解することを試み、実際、ドナルドソン不変量の主要項と呼ばれる部分とサイバーグ・ウイッテン不変量との間のコボルディズムを見出した。その中で、非可換モノポール方程式に対応する安定ベクトル束を使って、モジュライ空間を具体的に構成し、この場合は、1.モジュライ空間が底空間である代数曲面の対称積と複素数体との直積と双有理同形であり、2.その上の自然なS^1作用がゲージ群の中心で定理であるもののモジュライ空間への作用に対応し、3.その作用で割ったもの固定点集合は反自己双対接続のモジュライ空間と、また、境界はウーレンベック・コンパクト化に対応し、4.2次元ホモロジーが定める相関関数は底空間の対称積の中でのポアンカレ双対に対応し、5.このモジュライ空間は滑らかではないが、重複度2であることがわかった。
この例は、非可換モノポール方程式のモジュライ空間のコンパクト化の様相を知るために、反自己双対接続のモジュライ空間の構成を模倣することによってなされた。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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