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ランダム媒質中のランダム・ウォークに関する漸近的性質

研究課題

研究課題/領域番号 09740151
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 数学一般(含確率論・統計数学)
研究機関九州大学

研究代表者

濱名 裕治  九州大学, 大学院数理学研究科, 助教授 (00243923)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードランダム・ウォーク / 訪問点
研究概要

正方格子上のランダム・ウォークの道の多重点の個数に関する極限定理は、そもそもランダム媒質中のランダム・ウォークの道の再帰性の判定条件を与えるために研究されてきた。そこで必要となるのは大偏差原理の成立を保証することであるが未だその解決には至っていない。
そこでその前段階として訪問点の個数に関する大偏差原理が成立するか否かを考えた結果、あまり期待できなかった一般論の適用が部分的に成功し、上からの評価が得られた。下からの評価についてはやはり一般論では解決できない問題が生じ、その解決についてはまだ相当の時間が要するものと思われる。
また、大偏差原理については積率母関数の具体形を得ることが重要なのであるが、それに関してはほとんど手がつけられない。以前から積率簿関数の原点での漸近挙動が部分的に得られていたが、完全に解決することができた。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Yuji Hamana: "A remark on the multiple point range of two-dimensional random walks" Kyushu Journal of Mathematics. 52-1. 23-80 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] Yuji Hamana: "An almost sure invariance principle for the range of random walks" Stochastic Proccsses and their Applications. 78-2. 131-143 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] Yuji Hamana: "The fluctuation result for the maltiple point range of two dimensional recurrent random walks" The Annals of Probability. 25・2. 598-639 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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