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還元性電解水の分析とリポソーム溶液における活性酸素への影響

研究課題

研究課題/領域番号 09740558
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 分離・精製・検出法
研究機関富山大学 (1998)
九州大学 (1997)

研究代表者

鈴木 炎  富山大学, 理学部, 助教授 (10216434)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード活性酸素 / リポソーム / 陰極液 / 微量成分分析
研究概要

活性酸素の問題、特に脂質過酸化の機構を解明するうえで、リポソームはよいモデル系となることが知られている。そこで本研究では、還元性電解水(陰極液)の活性酸素消去効果の評価、リポソーム脂質過酸化に対する陰極液の影響評価、還元作用の膜透過性検討の3つを目的としている。本年度は、昨年度の成果に基づいてさらに研究を進めた。
1. 陰極液の活性酸素消去効果
CLA化学発光法により、in vitroで活性酸素消去作用の有無を検討したところ、通常の電解条件で得られる陰極液では活性酸素に対する効果は見られなかったが、非常に高い電解電圧(40-60V)で生成した陰極液で強い消去効果を確認した。対照実験により、この効果はアルカリ性や溶存水素ガス、混入チタンによるものではないことが判明した(投稿準備中)。これらの結果は九州大学白畑らの結果と一致する。
2. 今後の研究展開
現在種々の電解条件下でICP-MS成分分析と活性酸素消去の検討を続けており、in vitroでの還元性の有無と主因を特定する予定である。さらに、リポソーム溶液を調製し、陰極液存在下で脂質過酸化をモニターしてその影響を定量的に検討し、リポソーム細胞モデルにおける活性酸素消去作用の有無、及び活性成分を決定する計画である。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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