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遺伝学的手法によるアブシジン酸のシグナル伝達因子の検索

研究課題

研究課題/領域番号 09740585
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 植物生理
研究機関北海道大学

研究代表者

南原 英司  北大, 農学部, 助手 (90271626)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードシロイヌナズナ / アブシジン酸 / 突然変異株
研究概要

遺伝学的手法によるアブシジン酸のシグナル伝達因子の検索
申請者が分離したABA欠損突然変異株(EN7株)は、速中子線照射により突然変異を誘発させたものであり、一塩基置換よりも欠失・転座などによる突然変異が生じやすい。そのために、このような突然変異株はエチルメタンスルホン酸処理することにより復帰突然変異株を分離するのに適している。本研究では、EN7株を用いて復帰突然変異株のスクリーニングをおこなうためにEN7株の詳細な遺伝学的解析をおこなっている。まず、EN7株(Columbia系統)と異なる系統の野生型株(Ler系統)をかけあわせて得られたF2植物を用いてマッピングをおこなったところ、EN7株が有する突然変異(aba2-2突然変異)は第一染色体の中央部m213とPAP240の間約3cMに位置していることが分かった。さらに詳細にマッピングをおこなうために約500株のF2植物を用いて、m213とPAP240領域の中で組み換えをおこしたラインを9株得た。シロイヌナズナの3cMは約600kbに相当すると見積もれるので、この9株の組み換え体はこの約600kbの領域を10に分割すると考えられる。現在はPAP240を含むYACクローンを2クローン得ており、これらクローンを染色体上のマーカーと対応付ける事によって整列クローンの作製をおこなう予定である。aba2-2突然変異部位の同定は復帰突然変異株の分離のみならず、ABA生合成調節を理解する上で重要であろう。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] D.Saisho, et al.: "Characterization of the gene family for alternative oxidase from Arabidopsis thaliana" Plant,Molecular Biology. 35・5. 585-596 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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