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知能型オープンNCのための工作機械機構モデルとその表現

研究課題

研究課題/領域番号 09750126
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 機械工作・生産工学
研究機関北海道大学

研究代表者

田中 文基  北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (30207138)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード工作機械機構モデル / S-Uパラメータ / オープンNC / 加工検証 / 作業領域検証 / キネマティックモデル / EXPRESS / 加工シミュレーション / 情報モデル / EXPRESS言語 / リンク機構モデル / 計算機表現 / 通信システム
研究概要

NCシステムのオープン化は、加工システム構築の自由度を増すために、徐々に進められている。このオープン化の流れにおいて、加工システムの高機能化、知能化は、重要な課題である。加工システムの高度な自動化、知能化を達成するには、加工システムが加工システム自身を認識できなければならない。すなわち、オープンNCシステムでは、NCシステムに別の工作機械がつながれていても、すぐにその工作機械の構造と動作をNCシステムに与える方法を提案する必要がある。そこで、本研究では、リンク構造間の相対運動とリンク構造の幾何情報を保持した工作機械機構モデルをISO 10303で規格化されているEXPRESS言語を用いてS-U表記法に基づきモデル化する。次に実際の工作機械に対し、その機構を表現するパラメータを求め、NCシステムと工作機械との通信方法を確立し、有効性を確かめるとともに、NC機能の高度化の一例として、加工シミュレーションシステムをパソコン上で実装する。以上を目的として、昨年度の研究成果を踏まえ、以下の結論を得た。
1) 知能型オープンNCの加工検証機能と作業領域検証機能の実現アルゴリズムの導出
加工検証機能と作業領域検証機能のアルゴリズムを、工作機械の機構モデルを参照する形でアルゴリズムを実現した。
2) 知能型オープンNCのパーソナルコンピュータによる実現・評価
3)で提案したアルゴリズムを用い、パーソナルコンピュータ上でC++言語を用いて実装する。さらに、前年度構築した通信システムを用い、5軸フライス工作機械のデータを与え、実際に製品形状・ワーク形状・加工情報をシステムに入力し、次の点について検討を行ない、本研究の有効性についての検討を行なう。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Fumiki Tanaka、Takeshi Kishinami: "Kinematic Model of Multi-axis Machine Tools" 1998 Japan-USA Symposium on Flexible Automation. Vol.2. 799-806 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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