研究概要 |
高圧ガス銃を用いて,二次元ノズルから高速液体ジェットを発生し,ノズル内部構造の変化によるジェットの発生およびジェットの挙動への影響を調べた.実験範囲内のノズル内の角度の変化は,ジェットの速度とノズルのピーク圧力に大きい作用がないですが,ノズル出口に近い所の圧力波の影響が確かに存在している.ノズル出口の大きさによる,ノズル内の流体の圧縮性が現れ,ノズル圧力とジェット速度に大きい影響を持たせる. 火薬銃を用いて,極超音速液体ジェットを発生した.キせノンフラッシュにより,ジェットの挙動を観測した.TVDスキームプルグラムを開発し,ノズル内の流れおよび火薬室の作動過程を計算した.計算のノズル出口のジェット速度と実験データと一致する.また,発生した液体ジェット(速度約2km/s)を利用して,金属板の貫通実験を行った.スータント・オフ距離の変化による,異なる金属板の損傷の様子の観測した.板の固定方法により,貫通の結果も異なることが分った.これらの実験は,超高速液体ジェットの衝突現象の解明に,必要な経験となります.
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