研究課題/領域番号 |
09750198
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
半田 太郎 九州大学, 大学院総合理工学研究科, 助手 (30284566)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 感圧塗料 / 超音速流れ / 内部流れ / 衝撃波管 / 擬似衝撃波 |
研究概要 |
感圧塗料を高速非定常な流れに適用するため薄膜クロマトグラフィー(TLC)に発光分子を吸着させた。その状態における感圧塗料の静的特性を調べるため、感圧塗料を温度制御をすることができるペルチェ素子に塗料を吸着させたTLCを設置し、圧力ならびに温度を変化させて発光強度の測定を行った。その結果以下のことがわかった。 1. 感圧塗料は壁面の温度に依存する。 2. 親水性のTLCを用いると発光特性に気体中の水分の影響が出る。疎水性のTLCを用いることによりこの問題を解決することができる。 また、上述の感圧塗料の時間応答性を調べるため衝撃波管を用いて測定した結果以下のようなことがわかった。 1. TLCを用いた塗布方法を用いることにより、従来の塗布方法では得られなかった速い時間応答性を得ることができた。 2. 感圧塗料の時間応答性は吸着方法が同じなら、発光分子の種類にほとんど依存しない。 3. 衝撃波管によって発生する接触面は圧力は変化しないが温度が急激に変化する。この接触面を用いて感圧塗料の急激な温度変化に対する発光特性を調べた。その結果、感圧塗料は気体の急激な温度変化に対して影響を受けないことがわかった。
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