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管内旋回流の空気・粒子流動特性におよぼす装置・操作条件の影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09750205
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 流体工学
研究機関久留米工業高等専門学校

研究代表者

中武 靖仁 (中竹 靖仁)  久留米工業高専, 講師 (30280481)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード旋回流 / 速度分布 / 管内流 / オリフィス
研究概要

管内旋回流の空気・粒子流動特性におよぼす装置・操作条件の影響について,内径280mm,全長560mmの供試円筒を用いて実験的に検討をおこなった.装置パラメータとしては旋回羽根角から導かれる供給スワール数ならびに供試円筒中間に設置したオリフィス径(絞り比)であり,それらを変化させて,オリフィス前後における空気流動場を5孔ピト-管により詳細に測定し,装置パラメータと速度べクトル・圧力分布との関係について検討した結果,次の知見を得た.
(1)管内旋回流中に設置したオリフィス径,ならびに供給スワール数の大きさにより,オリフィス前後の流れ場が種々変化し,装置条件により逆流・循環領域が形成される.
(2)スワール数が大きい場合,強い旋回流が形成され,円筒中心軸と側壁付近との圧力差が大きくなり,逆流領域が形成される.また,スワール数が小さい場合,オリフィス径の影響が少ない.
(3)オリフィス径が小さいほど,円筒中心付近の周方向流速が大きくなり,最大周方向流速の半径位置は円筒中心軸に近くなり,逆流領域が形成される.また,オリフィス径が大きいほど,オリフィス前後での速度ベクトル・圧力分布の変化が小さくなる.
これらの結果は管内旋回流を利用した装置において,装置条件により,旋回流動場を自由に制御できることを示唆しており,今後さらに詳細な実験と数値シミュレーションを実施し,装置の理論的な最適化をおこなう.

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 比嘉 一人: "オリフィスを通る管内旋回流の研究" 日本機械学会九州学生会第29回卒業研究発表会論文集. 103-104 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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