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レーザ応用画像計測による乱流拡散火炎片の瞬時特性解析

研究課題

研究課題/領域番号 09750227
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 熱工学
研究機関大阪大学

研究代表者

小宮山 正治  大阪大学, 大学院・工学研究科, 講師 (40178372)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードレーリ散乱 / レーザ誘起蛍光 / PTV / 2次元温度・速度・OH濃度測定 / 乱流核酸火炎 / 歪み速度 / レ-リ散乱 / 2次元温度速度測定 / 乱流拡散火炎 / 火炎の伸長 / 歪み速度テンソル / 温度消散率 / 消炎
研究概要

乱流燃焼場では流速やスカラー量(温度,化学種濃度)が空間的に不均一かつ時間的に変動するため,その燃焼場の構造を理解するためには直接流速とスカラー量の2次元瞬時分布測定が要求される.本研究では,(1)まず,レーリ散乱画像流速測定法に基づく温度と流速の2次元同時測定法の検討を行った.レーリ散乱と粒子からのミー散乱は入射レーザ光と波長が同じであり,波長による区別が困難であるため,ここではレーリ散乱の代わりにレーザ誘起蛍光を用いた.非燃焼場の2流体の乱流混合場を対象とし,流体中に蛍光剤と散乱粒子を同時に混入し,レーザ誘起蛍光を用いてその蛍光強度から2枚の瞬時平面濃度分布と,ミー散乱法を用いて散乱粒子の強度分布とを瞬時同時に測定を行った.蛍光強度のむらの移動量を相互相関により算出し,流速ベクトルを求める方法と粒子の移動量から流速ベクトルを求める方法(PTV法)による実験結果を比較し,両者の速度ベクトルがおおむね対応すること,また対応しない位置での速度ベクトルも相互相関の参照マトリクスの大きさを変えることで改善される場合が多いことを示した.(2)次に,レーリ散乱画像流速測定法とレーザ誘起蛍光法を組み合わせ,OHからの誘起蛍光像と2枚のレーリ散乱強度像を瞬時同時に測定し,温度,化学種濃度及び速度ベクトルの2次元分布同時測定を可能とした.また,火炎面(OH最高濃度から求めた反応帯)に沿った歪み速度を速度ベクトルとOH濃度分布から求めた.この測定法を用いて,乱流拡散火炎内での火炎温度およびOH濃度と歪み速度の関連性を明らかにした.

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 小宮山正治,宮藤 章,高城敏美: "レーリ散乱画像流速測定法とOHレーザ誘起蛍光法による乱流核酸火炎内の局所挙動に関する研究" 日本機械学会論文集(B編).

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 宮本知尚,宮藤 章,小宮山正治,川辺亮二,高城敏美: "噴流の2次元LIF画像流速測定" 第36回燃焼シンポジウム講演論文集. 554-556 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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