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移動ロボット用柔軟バンパセンサの開発と解析およびその複数ロボット環境への応用

研究課題

研究課題/領域番号 09750287
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能機械学・機械システム
研究機関筑波大学

研究代表者

RUDE Markus (マルクス ル-デ)  筑波大, 電子・情報工学系, 講師 (90282342)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード移動ロボット / 柔軟なバンパー / 衝突回避 / ハイブリッドな衝突回避 / ロボットの協調 / パッシブレスポンス / アクティブレスポンス / 時空間衝突回避
研究概要

本研究の直接的な目標は、柔軟なバンパー「TUMBLER」を、移動ロボット「山彦」のシステムに統合することである。間接的な目標は、複数ロボットが存在する、頑健な環境を構築することと、移動ロボットの協調を実現することである。
特に、以下の研究を行った。
1)機械的な機構を改良した。サイズを大きくし、ロボットの下端からほぼ上端まで覆うようにした。
2)ロボット間の中心からずれた衝突におけるロボットの振る舞いを調べた。この際の反応を「パッシブレスポンス(受動的反応)」と呼ぶことにする。なぜなら、単純にサーボのスイッチを切ることで、ロボットは、衝突時の力によって互いに離れるように方向を変えるからである。
3)アクティブレスポンス(能動的反応)を行うシステムを開発した。ロボットは、衝突直後の本体の並進速度と回転速度を直接測定し、これらの速度を維持するように努める。このような行動をとることによって、中心からずれた衝突の後でも、ロボットが停止しないで動き続けることが可能になる。
4)ハイブリッドな衝突回避システムの概念を考案した。これは、バンパーを用いた衝突回避と(時間的な制約条件を用いた)時空間衝突回避の2種類の方法から成り立っている。
これらの結果は、1998年に開催されるIEEEの国際会議であるRobotics and Automationの予稿集に掲載される予定である。また、1998年に開催されるIEEEと日本ロボット学会共催の国際会議であるIntelligent Robots and Systemsにも論文を提出中である。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Markus Rude: "Cdlision Avoidance by using Space-time Representations of Motion Processes" Autonomous Robots(Kluwer.Academic Publishers). 4・1. 101-119 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] Markus Rude: "Proc.of IEEE lht.Conf.on Intelligent Processing Systems" Collisions Need not be Dangerous for Elliptical and Flexible Vehicles, 1893 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] K.Matsumoto, M.Rude: "Proc.of IEEE lnt.Conf.on Robotics and Automation" A Simple,Space-Time-Symmetric Collision Avoidance Method for Autonomous Vehicles, (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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