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インターフェロメトリックSARによるリモートセンシングの災害状況調査への応用

研究課題

研究課題/領域番号 09750463
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 システム工学
研究機関四国大学

研究代表者

村井 礼  四国大学, 経営情報学部, 講師 (30279111)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードリモートセンシング / 画像処理 / SAR / 知識処理 / ニューラルネット / パターン認識 / インターフェロメトリックSAR
研究概要

平成10年度における,本研究の成果は以下の2つに分類される.まず,インターフェロメトリックSAR解析における特異点の探索のために,知識処理を用いる.この知識処理は.対象となる画素とその周辺の画素を対象に,人間の持つ知識を計算機上に記述したテンプレートを用い,特異点であるか否かを判読するものである.この処理を行う前に,ニューラルネットワークにより特異点をパターン分けする必要がある.ニューラルネットワークの分類結果に対し,知識処理による特異点のタイプ分けを行うこととする.この処理については,研究者が光学センサから得られた画像に対して土地被覆状況の解析のために用いる手法を従来より提案している.これまでに用いてきたデータ(LAFNDSAT/TM)に加え,さらに汎用性を検証するため,新たなデータ(JERS-1/OPS)を用いた実験を行った.その結果,従来のニューラルネットワーク単独による手法に比べて,処理精度の向上を図ることができた.この結果については.平成10年7月に米国のシアトル市で開かれた,IEEE主催の国際会議IGARSS'98(International Conference on Geoscience and Remote Sensing '98)にて報告を行った.次に.災害状況の調査のために,SAR画像から山地領域のみを抽出する手法の研究を行った.これには,ウェーブレット変換を用いることにより,ある領域内の濃度分散から山地領域と市街地とを切り分けることが可能であることを示した.この結果については,平成9年度に口頭で発表済みであり,現在.論文誌上に発表するべく準備中である.併せて,山地領域の地理状況を把握するため,2枚のSAR画像から標高を抽出する手法についても検討を行った.この結果については,四国大学附属経営情報研究所年報第4号誌上に掲載される予定である.

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] Hiroshi Murai: "Remdely Sensed Data Analysis Using Two Neural Netwerks and Its Application to Land Caver Mapping" Proc.of IGARSS'98. Vol.1. 406-408 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 村井 礼: "JERS-1/OPS画像とRADARSAT/SAR画像による讃岐山脈の標高抽出" 四国大学附属経営情報研究所年報. 4. (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] Hiroshi Murai: "Remote Sensing image analysis using a neural network and knadedge-based processing" International Journal of Remote Sensing. Vol.18,No.4. 811-828 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 村井 礼: "GAによるBP法の収束性の向上とリモートセンシングデータ解析への応用" 電子情報通信学会論文誌 D-II. Vol.J80-D-II,No.5. 1311-1313 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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