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ニューラルネットワークを用いた自律移動ロボットの協調制御

研究課題

研究課題/領域番号 09750524
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計測・制御工学
研究機関千葉工業大学

研究代表者

山口 智  千葉工業大学, 工学部, 講師 (30220263)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード自律移動ロボット / 逆モデリング / フィードバック誤差学習 / ニューラルネットワーク / 順モデル / Hierarchical Mixtures of Experts
研究概要

本研究は、ニューラルネットワークによる逆モデリングのための学習アルゴリズムを用いることによって、自律移動ロボットの協調制御を行うとともに、ロボットの逆モデリングに適した学習アルゴリズムを考案することを目的としている。
自律移動ロボットが効果的に働くためには、ロボットが自分自身の持っているセンサなどを利用して周囲の環境を認識しながら作業を進める能力が要求される。つまりロボットは、自分自身が持つセンサからの入力からなすべき作業を決定することになる。しかも、作業の結果の良否を判断するために得られる量もセンサから得られる周囲の環境の化を反映した値である。ここで、ロボットのコントローラは、作業の結果望ましい変化をした環境を表すセンサの値を入力として、そのようなセンサの値を得るためにロボットが行うべき作業を実現する命令を出力とするものとなる。つまり、コントローラはロボッドの逆モデルとなる。
本研究では、ニューラルネットワークによる逆モデリングの手法の一つであるフィードバック誤差学習を利用して自律移動ロボットの協調制御のためのコントローラを作成した。逆モデリングの際には、フィードバックコントローラを利用するため、移動ロボットの目標出力は全て既知である必要があった。しかし、ロボットの置かれている環境の特性が未知であることを仮定しているため、全ての時点での目標出力は容易には得られない。そこで、逆モデリングの前にロボットの順モデルを作成することで、フィードバックコントローラの目標出力を推定した。さらに逆モデルのネットワークアーキテクチアとして、Hierarchical Mixtures of Expertsを用いることによって、未知の環境に対して、自らのとるべき行動を適切に選択するためのアルゴリズムを提案した。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 山口智,板倉秀清: "Hierarchical Mixtures of Expertsを利用した自律移動ロボットの環境認識" 第57回情報処理学会全国大会講演論文集. 3巻. 612-613 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] S.Yamaguchi and H.Itakura: "Inverse Modeling of a Mobile Robot Using Feedback Error Learning" Proceedings of International Conference on Neural Information Processing. Vol.2. 1114-1117 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 山口 智、板倉 秀清: "フィードバック誤差学習を利用した自律移動ロボットの逆モデリング" 神経回路学会第8回大会講演論文集. 69-70 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 山口 智、板倉 秀清: "順モデルによる自律移動ロボットの制御" 電子情報通信学会総合大会講演論文集. (発表予定). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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