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内生的経済成長論から見た交通基盤投資政策

研究課題

研究課題/領域番号 09750610
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関岐阜大学

研究代表者

上田 孝行  岐阜大学, 工学部, 助教授 (20232754)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード内生的経済成長論 / 人的資本形成 / 学習効果 / 技術進歩 / 交通社会資本 / 持続的成長 / 財源調達 / 混雑現象 / 内生的成長論 / 社会基盤投資 / 経済成長
研究概要

国際的には依然として経済が停滞し続けている低開発国と高い経済水準を維持している先進諸国が並存しており,また,国内的にも後進地域と先進地域が並存している.このような状況は,従来から経済成長モデルによって分析され,特に,60年代からの新古典派経済成長理論は大きな貢献をなした.しかし,そこでは経済成長の源泉は,主に外生的に想定された技術進歩であり,理論的には大きな限界が有った.80年代半ばより,この限界を克服する理論として内生的経済成長論が大きな発展を見せ,経済の持続的成長を説明することに成功した.本研究は,この新たな内生的経済成長論のフレームのもとで,社会資本整備政策が経済成長に与える影響を分析している.そして,主な知見として,混雑現象や維持費用の増大が著しいもとでは,内生的経済成長理論のフレームでも持続的成長が困難になり得る事,また,成長率が低下して経済が定常化したもとでは,社会資本整備のための財源調達手段が経済的厚生を支配し,そこでは最適な財源調達手段が存在し得ることを示している.

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 佐藤尚・上田孝行・森杉雅史: "経済成長論から見た交通社会基盤整備政策" 土木計画学研究論文集. No.15. 111-120 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 上田孝行 他: "内生的成長論から見た交通社会基盤整備政策に関する研究" 土木計画学研究・講演集. 20(2). 77-80 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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