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数値解析による伝熱促進効果の定量化に基づく都市熱環境緩和のための都市形態の最適化

研究課題

研究課題/領域番号 09750673
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 建築環境・設備
研究機関東京大学

研究代表者

浦野 明  東大, 先端科学技術研究センター, 助手 (20282569)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード都市環境 / ヒートアイランド / 最適化 / 数値解析
研究概要

本研究では大気境界層に対する人口構造物の解明および都市熱環境から見た最適な都市形態を求めることを目標としそこで本研究では東京都区部を対象に、都市規模、人工排熱量などの指標で表せる「現状の都市活動総量」を変化させないという条件のもとで都市の立地や配置を変化させ、どれほどの都市熱環境制御効果が得られるかを解析することを目的とした。その上で省エネルギーなど既に検討されている都市熱環境制御策との比較検討を行った。手法としては局地気象モデルによるコンピュータシミュレーションを用いた。解析の結果、以下2点の結論を得た。
・集中型において気温が低下し、分散型では上昇する。これは、高層化に伴って人工熱が上空に排出されるようになり、地表面付近への影響が少なくなるためである。
・高層化による立体的集中によっては、特に日中において気温低下が大きく、反面、人工排熱削減によっては夜間の気温低下が大きいため、両者の方策は相互補完性を持つ可能性がある。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 浦野 明 ほか: "都市熱環境の制御を目的とした都市活動の立体的再配置の影響解析" 日本建築学会大会学術講演論文集. 885-888 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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