研究課題/領域番号 |
09750676
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 福井大学 (1998) 東京大学 (1997) |
研究代表者 |
大岡 龍三 福井大学, 工学部, 講師 (90251470)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 安定成層 / LES / 都市気候 / 汚染物拡散 / 都市境界層 / Dynamic型のLES / 浮力の効果 |
研究概要 |
研究は順調に終了した。最終年度は、都市気候モデルの完成を図るとともに、都市の空気環境のケーススタディを中心に研究を行った。温度成層が沿道市街地の汚染物拡散に及ぼす影響について風洞実験を行い、市街地における汚染物拡散の物理的構造をを把握するとともに、数値解析検証のためのデータベースを収集した。これにより本研究で用いた数値解析手法の有効性を確認した。更に、東京首都圏の都市の土地利用状況が変化した数種類ケースの解析を行い、都市化が都市気候に及ぼす影響並びに、汚染物質の拡散状況の変化について検討を行った。特に東京湾から足尾山地にいたるまでの海陸風が、市街地で発生した汚染物質をどのように輸送するかについて検討を行った。即ち、上記の都市化の発展による都市域の風系の変化が、汚染物輸送にもたらす効果について検討した。これらの実験と数値計算による検討結果は、汚染物拡散を合理的に制御する都市計画のための設計資料として利用されることが期待できる。
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