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超臨界流体を用いた電界有機合成の制御

研究課題

研究課題/領域番号 09750832
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 反応・分離工学
研究機関北海道大学

研究代表者

高橋 憲司  北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (00216714)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード超臨界流体 / 二酸化炭素 / 電極反応 / 電子移動 / カルボキシル化 / 溶解度
研究概要

電気二重層の厚みを薄くして、効率よく電解を行わせるためには、超臨界二酸化炭素に支持電解質を高濃度で溶かす必要がある。そこで、いくつかの支持電解質の超臨界二酸化炭素への溶解度の圧力依存性を、分光学的方法により調べた。支持電解質としては、過塩素酸テトラアルキルアンモニウム、テトラフルオロホウ酸テトラアルキルアンモニウム、ヘキサフルオロリン酸テトラアルキルアンモニウム、トリフルオロメタンスルホン酸テトラアルキルアンモニウムなどを用いた。
これらのうち、フッ素を多く含む支持電解質は、超臨界二酸化炭素に比較的可溶であった。しかしながら、電解合成に有効な電流値を得ることは困難であった。また、微量の共溶媒を用いることが、支持電解質を溶かすのに最も効果的であった。
超臨界二酸化炭素中でのピロールの電解重合を行った。通常の有機溶媒中と、ほぼ同様のピロール膜が形成可能であることが明らかとなった。本実験範囲では圧力の影響は、顕著でなかった。共溶媒として、水を用いたピロールの電解重合を行ったが、この系では電解重合は進行しなかった。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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