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植物根のアルミニウムイオンによる伸長阻害の初期プロセスの解明-根端細胞におけるアルミニウム結合サイトの決定

研究課題

研究課題/領域番号 09760051
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 植物栄養学・土壌学
研究機関東北大学

研究代表者

横田 聡  東北大学, 農学部, 助手 (60220555)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1998年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1997年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードアルミニウムイオン / アルファルファ / 酸性土壌 / 根端 / PIXE / アルミニウム / ファルファルファ / 根 / 環境ストレス / 酸性雨 / 細胞壁
研究概要

アルミニウムイオンによる根の伸長阻害は処理開始後,数時間で発生する。このときに特に強い阻害を受けるのは根端の伸長域細胞である。
しかしその細胞群におけるアルミニウムイオンの伸長阻害機構は不明であった。そこで本研究では根端細胞群の個々の細胞がどのような過程でその伸長速度を低下させられるのか,またその時,アルミニウムイオンはどの細胞に分布するかを調べることとした。材料としてはアルミニウムイオンに感受性の高いアルファルファを用いた。
まず,アルミニウム処理中の細胞の伸長を経時的に追跡したところ,伸長域の細胞それぞれの阻害の受け方は異なっていたが,長い時間の後にはほぼすべての細胞の伸長が停止した。同時に細胞の生理活性を蛍光色素FUN-1にて調べたところ,一時的な活性上昇の後,減衰していくこと,またそれは個々の細胞にばらつきがみられることがわかった。
次に個々の細胞単位でのアルミニウムの分布と伸長阻害の関係を大気Micro-PIXEにて検討したが明確な分布像を得ることはできなかった。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Satoshi Yokota et al.: "Application of vertical-beam in-air PIXE to surface analysis of plant root exposed to aluminum stress" International Journal of PIXE. 7-1. 93-100 (1997)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] Yokota et al.: "Application of vertical-beam in-air PIXE to surface analysis of plant roof exposed to aluminum stress" International Journal of PIXE. 7. 93-100 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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